2017年衆議院選挙・公明党比例区得票数

比例区 定数4減(2014年比)
公明党 総得票数:6,977,712票 (前回▲336,524)
比例区当選者数:21人

公明 5議席減 (東北・北関東・南関東・東海・九州)

(参考)2014年
比例区当選 26人 総得票数:7,314,236票 
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各ブロック定数、公明党得票数、当選者、得票率
参考データは 前回公明党得票数と得票率、野党の当選者数)

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○北海道ブロック(定数8)北海道
ブロック得票数:298,573票 ブロック当選者数:1人 (得票率11.0%)
名簿順位 当選 候補者名
1 佐藤 英道(前)

参考( 立憲3 希望1 共産0 維新0)
2014  307,534票 得票率12.3% (民主 2 共産1 維新1 )
 --------------------

○東北ブロック(定数13)青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島の各県
ブロック得票数:463,740票  ブロック当選者数:1人 ▲1 (得票率11.0%)

名簿順位 当選 候補者名
1 井上 義久(前)

参考( 希望 3 立憲 3 共産 1 維新0)
2014   431,169票 (11.2%) ( 民主4 維新2 共産1 ) 
----------------------

○北関東ブロック(定数19)茨城、栃木、群馬、埼玉の各県
ブロック得票数:784,671票  ブロック当選者数:2人 ▲1 (得票率13.1%)
名簿順位 当選 候補者名
1 石井 啓一(前)
2 岡本 三成(前)

参考(立憲 5 希望4 共産1 維新0)

2014    868,102票 (14.7%) (民主 4 維新3 共産2)
----------------------

○南関東ブロック(定数22)千葉、神奈川、山梨の各県
ブロック得票数:787,461票  ブロック当選者数:2人 ▲1 (得票率11.5%)
名簿順位 当選 候補者名
1 富田 茂之(前)
2 古屋 範子(前)

参考(立憲 5 希望 5 共産 2 維新 1)
2014     875,712票 (12.8%) :(民主4 維新4 共産3)
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○東京都ブロック(定数17)東京都
ブロック得票数:644,634票  ブロック当選者数:2人 (得票率10.8%)
名簿順位 当選 候補者名
1 高木 陽介(前)
2 高木 美智代(前)

参考(立憲 4 希望3 共産2 維新0)
2014   700,127票 (12.1%): (民主 3 共産3 維新 3)
-------------------------

○北陸信越ブロック(定数11)新潟、富山、石川、福井、長野の各県
ブロック得票数:318,050票  ブロック当選者数:1人 (得票率8.9%)

名簿順位 当選 候補者名
1 太田 昌孝(新)

参考(立憲 2 希望2 共産1 維新0)
2014    293,194票 (9.4%):(民主3 維新1 共産1)

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○東海ブロック(定数21)岐阜、静岡、愛知、三重の各県
ブロック得票数:781,228票  ブロック当選者数:2人 ▲1 (得票率11.6%)
名簿順位 当選 候補者名
1 大口 善徳(前)
2 伊藤 渉(前)

参考    (立憲 4 希望 5 共産 1 維新 1)
2014   804,089票 (12.5%) : (民主 5 維新3 共産2)
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○近畿ブロック(定数28)大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山、滋賀の各府県
ブロック得票数:1,164,995票 ブロック当選者数:4人 (得票率13.8%)

名簿順位 当選 候補者名
1 竹内 譲(前)
2 浮島 智子(前)
3 濱村 進(前)
4 鰐淵 洋子(新)

参考(立憲 5 希望 3 維新5 共産2)
2014  1,236,217票  (14.6%): (民主 4 維新 8 共産 4)
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○中国ブロック(定数11)鳥取、島根、岡山、広島、山口の各県
ブロック得票数:476,270票 ブロック当選者数:2人 (得票率14.9%)

名簿順位 当選 候補者名
1 斉藤 鉄夫(前)
2 桝屋 敬悟(前)
( 立憲 2 希望 2 維新0 共産0) 
2014  516,982票 (16.7%) :(民主 1 共産1 維新1)
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○四国ブロック(定数6)徳島、香川、愛媛、高知の各県
ブロック得票数:236,863票  ブロック当選者数:1人 (得票率14.7%)

名簿順位 当選 候補者名
1 石田 祝稔(前)
(立憲 2 希望 2 維新 0 共産 0)

2014  247,776票 (15.8%): (民主 1 維新 1 共産 0)
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○九州・沖縄ブロック(定数20)福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、
鹿児島、沖縄の各県
ブロック得票数 1,021,227票 ブロック当選者数:3人 ▲1 (得票率15.8%)

名簿順位 当選 候補者名
1 江田 康幸(前)
2 遠山 清彦(前)
3 濵地 雅一(前)

(立憲 3 希望 4 共産1 維新 1)
2014   1,033,424票(17.7%) : (民主 3 維新3 共産 2)

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あべひの所感

各ブロック下段に参考値として前回の衆議院選挙での野党獲得議席を
表示しました。
というのは小選挙区での所感にも書きましたが、比例区では
もっと顕著に立憲と希望を合わせた獲得議席が増えていることがわかる
からです。世間は多くの候補者を立てた希望の党に注目していましたので、
さほど当選しなかったことに目を奪われがちですが、東海ブロックでは
立憲民主党の比例候補者が足りなくなり自民党に比例区8議席目を
譲渡する形となったように、各ブロックでの野党側得票が伸びています。

一票の格差を是正するために小選挙区で6、比例区で4の定数10減で
始まった今回の衆議院選挙ですが、前回、自公合わせた比例区での
当選者数は過半数(94:自民68・公明26)に達していました。
ですが今回は自・公で過半数には達せず、自民66・公明21の計87に
終わっています。
自民党比例の得票率は33.3%(前回33.1%)ですのでほとんど横ばい
ですが、公明党の比例投票率は12.5%(前回13.7%)に減っています。
その代わりに立憲の得票率が19.9%、希望の得票率も17.4%で合計
すると37.3%にもなり、自民の得票率を上回っています。
毎日新聞によると、立憲は東京、北関東、南関東、東海ブロック
で得票率は20%超え。希望は東北、東海、四国ブロックで20%を超えた
そうです。
立憲・希望が獲得したブロックで公明党は議席を落としているといえる
でしょう。

議席獲得数だけでみると、野党間で維新と共産の議席が希望と立憲に
再分配されているかのようにみえるかもしれませんが、実際には前回
比例区公明党に投票された方の票も流れこんでいるとみるべきでしょう。
比例区だけを見れば今回の選挙は自公がやや野党を上回ってい
ただけに過ぎないのです。
それでも自民党がほぼ無傷で快勝したのは、得票率に比べて議席占有率
が高くなる(死票が多くなる)小選挙区で健闘したからにほかなりません。
もちろんこれは、公明候補がでていない地域での自民党候補者への支持が
あってこその結果でしょう。
これは、自民党の安倍首相自身が衆議院を解散し、総選挙を行う前から
「厳しい戦いになる」ことを連呼していたことに呼応して、自民党地方組織
をまとめあげていたことがあると思います。 
思い返してみれば、いつもよりも自民党議員が熱心に支援をお願いしていた
ようにも思えます。
それと対照的に、公明党や支援者は「自公連立による安定政権維持」を
メインの語り口にしており、安保法制成立・社会的保証関係での公明党の活躍
を説明し、公明党の議席確保を有権者に訴えられたのかどうかは疑問だと
おもいます。
スキャンダルを起こした国会議員が離党したことは、さほど関係ないでしょう。

前回とのおおきな違いは、公明党としての立ち位置をあらためて明確に訴え
なかったことがあげられるのではないでしょうか。
以前山口代表が「自民政権のブレーキ役になる」と国民に語りかけていました。
政治評論家の森田さんも
「国民は 公明党に政治権力が暴走したときにこれを止める健全なブレーキ役を
期待している」  (月報公明 2014年5月号)
https://www.komei.or.jp/more/opinion/p010.html
と論じられていました。 支援者のみなさんもこの語り口を忘れていないとおもいます。

経済状況は上向きになり、長い間苦しめられてきたデフレスパイラルの状況からも
改善してきました。 これはたしかに自公連立政権の成果です。
しかし2017年の今現在でも、国民は政治権力の健全なブレーキ役を
政党に期待しつづけています。

その結果が今回の衆議院選挙での公明党の議席減・野党の勢力復興だと
拙は思うのです。
元“民主党“の中枢ばかりの立憲民主党や希望の党が健全なのかどうかは
さておき簡単にいうならば、『 野党の再編騒ぎに公明党が埋没した 』 の一言。

余談になりますが、ある自称学会員のブログでは、力が及ばなかったとの
山口代表の弁を受け単純に過去の得票数を比較し公明党執行部へ責任を
取れなどと書いている方がいましたが、他党はともかく公明党では議員を
盛り立て育てているのは支援者です。 
ろくに自省もせず安易な幹部の責任論に逃げるべきではないでしょう。
 






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2017年衆議院選挙・公明党小選挙区得票数

全国投票率 53.68% (前回 △1.02)

○北海道10区   いなつ 久(前)  96,795  得票率 50.1%

2014年度  得票数  得票率  区投票率
( 稲津ひさし    86,722  48.5%  58.85%)

○東京12区   太田 あきひろ(前) 112,597  得票率 51.6%

      2014年度  得票数  得票率  区投票率
( 太田あきひろ    88,499  41.6%  56.04%)


○神奈川6区  (落)上田 いさむ(前)82,788 得票率 42.8%
      
当 青柳 陽一郎 元維新(立憲・前(比例))86,291 (44.6%)
                             差 3503票
     2014年度  得票数  得票率  区投票率
(  上田いさむ    78,746   39.85%  55.16%)

○大阪3区  佐藤 しげき(前) 83,907  得票率 54.1%
     
2014年度  得票数  得票率  区投票率
(  佐藤しげき    84,943 57.2%  46.69%)

○大阪5区  国重 とおる(前)  91,514 得票率 51.5%
     
2014年度  得票数  得票率  区投票率
( 国重とおる    92,681 57.5%  45.70%)


○大阪6区  いさ 進一(前)   104,052 得票率 61.0%

    2014年度  得票数  得票率  区投票率
(  いさ進一   94,308   56.3%  49.12%)

○大阪16区 北がわ 一雄(前)   77,335 得票率 54.0%

2014年度  得票数  得票率  区投票率
(  北側かずお  66,673 43.2%  51.56%)

○兵庫2区  赤羽 かずよし(前)   89,349 得票率 52.5%

      2014年度  得票数  得票率  区投票率
( 赤羽かずよし 78,131   49.3%  48.01%)

○兵庫8区  中野 ひろまさ(前)   94,116  得票率 63.6%

     2014年度  得票数  得票率  区投票率
( 中野ひろまさ    94,687   60.9%  45.78% )

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あべひの所感

前回2014年の衆議院総選挙の折も「大義なき解散」などという
野党のプロパガンダがありましたが、前回と違っていざ選挙に入ると
安倍政権の信を問うという、まっとうな内容に変わったように思います。

特に小池氏を党首とする希望の党に合流するとの電撃発表をした
前原民進党代表の思惑。
そこに入りたくない(入れない)民進衆議院議員が立憲民主党を
立ち上げ有権者に現政権との違いを打ち出しながらのわかりやすい
選挙戦を繰り広げたことが原因でしょう。
一方、6月の東京都議選で大躍進をし解散前からマスコミの注目度が
高かった希望の党は今ひとつ伸び悩んでしまったのは野党内からも
「自民党の補完勢力」などとキャンペーンを貼られた結果ともいえます。

野党の分裂騒ぎにマスコミが注目する中、公明党の小選挙区での健闘は
素晴らしいものがあったといえるでしょう。
北海道10区の稲津 久氏が立憲民主党との一騎打ちを 513票差で制した
ことは山口代表もコメントされていましたが、2014年の公明得票数から
一万票以上、上積みされていることが最大の勝因だといえるでしょう。

またとても残念だったのが、神奈川6区の上田いさむ氏。
当選者と、3503票差で惜敗してしまいました。
ですが、前回2014年の衆議院選挙の得票数よりも4042票も上積み
されています。 
神奈川6区で当選した立憲民主党の青柳氏は3年前に維新の党
議員として比例復活当選した方ですが、今回なぜか立憲民主党から
出馬をし、リベラルの風にタダ乗りしたことが功を奏したというわけです。
ほかにも野党として立憲民主党に選挙協力をした共産党や、民主党に
変わる改革勢力と位置づけられていたはずの維新の党は小選挙区
でも大きく議席をへらし惨敗の様相を呈しています。

ですが、分裂したかのようにみえる元民進党の衆議院議員たちは、
希望・立憲、または無所属へと鞍替えをした事で有権者の「民主党」
アレルギーを和らげることに成功。
希望の党候補が議席を大きく減らしたとはいえ、立憲民主党と希望の党
小選挙区・比例区双方あわせて104議席を有することになりました。
 (希望 50議席 立憲 54議席)

今回無所属として出馬せざるをえなかった民進候補10名も含めると
114議席となります。
これは民主党として衆議院選挙に惨敗した2012年の57議席、2014年
の73議席への増加率を上回る復調といえるでしょう。
「希望と立憲はまったく毛色が違うじゃないか」との批判もあるかとおも
いますが、もともとそういった政治的志向の違いを内包し党内がゴタ
ついていたのが民進党だったのです。
この混沌が有権者に一番理解されにくく支持が伸びなかったともいえる
でしょう。総選挙前に毎日新聞で識者の方が、民新党は前原氏の下で
解党的出直しを図るべきだ・・と述べていたそうですが、実際に
「希望の党」という未知数の存在を利用し、それをやってのけ結果的に
前原代表の奇策で「元民主党議員」を国会に呼び戻すことに成功した
ことになります。 

安倍おろしに躍起になっていたマスコミなどは、自民党がほぼ無傷で勝ち抜いた
事実をみて、野党がしっかりしていなかったから・・などと手のひらを返したように
批判していますが、混迷を極めた民新をわかりやすくしてくれた前原氏を評価する
有権者の声を拙は聞いています。
選挙期間中、山口代表は小池新党に対して
「中身は、民進党!仮面をかぶっても中身は同じ。2009~2012年の悪夢の時代
を繰り返す訳にはいきません」(9/29街頭演説)
と批判し
立憲民主党に対しては
「希望の党から排除されるかもしれないと思った人たちが、そんなみっともない
結果になる前にと作ったのが立憲民主党」(10月7日 大宮駅前街頭演説)

批判したのですが、果たして公明支援者の目にはどう写っていたのでしょう。

正直、学会員さんのブログを見る限りマスコミに釣られ「小池劇場」にばかり
注目している人がいましたが立憲民主に対する警戒感はほとんど無かった
ように思います。
また選挙期間中、思いの外、希望の党が支持を得られていないとの報道をみて
なんとなく自公は安泰だなどと油断して支援の手を緩めてしまった方もいたの
ではないでしょうか。
誤解してほしくありませんが拙は神奈川県の公明党支援者の努力が足らない
などと声高に批判するつもりはありません。 終盤は公明新聞に連日、北海道
と神奈川の候補の必死の形相の顔写真が掲載されていました。
結果は北海道が勝ち残っています。
今衆議院選挙小選挙区での候補敗退は危機を知ってか知らずか、今ひとつ
神奈川の上田さんを応援しきれなかった全国の公明党支援者の責任だと拙は
考えます。











 




【速報】 嘉田元滋賀県知事・民進(希望)合流へ

さきほど(9/29日)お昼のニュースで嘉田元滋賀県知事が
民進党滋賀県連からの要請をうけ衆議院選挙、滋賀1区から
出馬すると意向であると報じられました。

民進党は前原代表は衆議院選挙で党としての独自候補をたてず
、各候補予定者が東京都知事小池氏が作った「希望の党」からの
公認をとりつけ民進の看板を隠したうえで当選することを、第一義
にあげています。

また滋賀1区は民進党の川端議員が労連などの支援をえて長年
議席を守ってきましたが、今回引退を表明しており後継となる民進
候補者が誰になるのか注目されていました。

嘉田元知事は現在、びわこ成蹊スポーツ大学の学長ですが、座を
辞したうえで希望の党からの公認を取れるかを打診する模様です。

【速報】 衆議院解散・総選挙へ

本日12時から招集された臨時国会の冒頭で、衆議院の解散が告げられました。

各党来月10日公示 22日投開票の衆議員総選挙へむけて事実上の選挙戦に
入る事となります。


衆議院解散総選挙 日本共産党の真の狙い

今月28日の臨時国会冒頭で任期を一年残している衆議院が解散となり、
総選挙が行われるとの報道で、各政党も選挙モードにシフトしている
ようである。
連日、民進党や共産党の議員や代表たちはマスコミなどを通じ「大義なき解散」
だとか「森・加計疑惑隠し解散」などと安倍政権批判を続けているが、つい
数ヶ月前東京都議選で自民議員が大量に敗退した折に、民進・共産いずれも
が「衆議院の早期解散」を声高に叫んでいたのではなかったのではないだろうか。

ちょうど、3日前の夕刊フジに
『「早期解散に追い込む!」意気込んでいた野党、急に及び腰』という
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170921/soc1709210010-n1.html
批判記事が掲載されていたようだが、拙も同意見である。

特に共産党は機関紙赤旗などで
「一刻も早い解散・総選挙を求めると同時に・・」
(小池氏の表明 7/11日付 赤旗)
「この秋、安倍自公政権を解散・総選挙に追い込む条件・可能性が
 生まれており、野党が主導してそうした状況をつくりだすことが重要」

(共産党中央委員会幹部会 8/14日付 赤旗)
などと解散総選挙への意気込みを論じている。
また東京都議会で議席を取った共産都議も街頭演説で
「すみやかに解散・総選挙で国民の審判を受けるべきです」
(関連ログ https://archive.is/PWB8d )
と主張していたのではないか。
なぜいまさら、共産党が心待ちにしていた解散総選挙が
現実味を帯びてきているにもかかわらず、「大義なき解散」を
叫んでいるのだろうか。
その一つの理由として都議選で惨敗した自民党は年内の解散は
しないだろうという世論があった頃は、「解散を求める」などと強気な
発言ができたが、いざ本当に解散が見えた時に協力体制などが
ほとんど進んでいないことが挙げられる。

また民進党では蓮舫氏が代表を失脚、前原新体制で初の総選挙を
戦わなければならない。
まさか前代表の蓮舫氏が解散総選挙について
「受けて立つ」と強気な発言をしていたことを忘れてはいないだろう。
短期での選挙戦で野党の連携がうまくいっているという報道もなく
民共社の共同政策も見えてこない中、大義なき解散との統一論調は
選挙協力のタマモノなのだろうか。
それとも、ただの「似た者同士」の政権批判にすぎないのだろうか。

だが読者の皆さんもよく覚えていてほしい。
離党者が連続している今の民進党において、共産党との選挙協力
は正直、党の存在意義をかけた背水の陣を敷くことになるとおもわれる。
なぜなら日本共産党の当面の選挙目的は、自公政権に変わることでは
ないからだ。
今年度の正月に、共産党は明確な指針を発表している

『野党連合政権をよびかける日本共産党は、比例代表で
 「850万票、15%以上」を目標に全国11のすべての比例ブロックで
 議席増を実現し、比例代表で第3党をめざすとともに、野党共闘の努力
 と一体に小選挙区での議席の大幅増に挑戦します 』
(2017年 1/1付け 赤旗~)


つまり共産党がめざしているのは比例区圧倒的勝利と小選挙区での
共産党議席大幅増であって、民進党に組みするものではない。

都議選の時は共産党の目論見通り、非自民の受け皿であったはずの民進票
が共産党に流れてしまった。
蓮舫氏も前原氏も、なぜ民進党票が伸びなかったのか、共産党との連携
との関連性を本気で総括していないらしく気がつかないのだろう。
支持層を共産にかすめとられ弱体化していることを知らずに衆議院選挙も
共産との選挙協力をすすめている民進は哀れですらある。

有権者に過度な期待を持たせ成功した政権交代によって
外交・内政にわたる運営を大失敗した民主党へのアレルギーはまだ
有権者には残っていると思われる。
二枚舌を平気でつかってくる政党同士で仲良く万年野党を続けてもらう
ために、この事実を記しておきたい。







魅力的な人の生き方

アメブロニュースに
ALS発症した元アメフト選手追ったドキュメント「ギフト」 
妻ミシェルが語る6年間
http://news.ameba.jp/20170818-801/

という記事が公開されていた。

ALSとは全身の筋肉が動かせなくなっていく進行性の
難病のことで、おなじみのブログ村創価カテでも同様の
病をもっておられる方が話題になっていることがあるの
で、ご存知の方も少なくないだろう。

上記の記事はALS患者とその家族が残したドキュメンタリー
映画についてのものだが
「単なる同情を誘う難病ドキュメントではない。
 そこには見る者を奮い立たせるドラマがある。」との書き出し
に非常に興味をもった。

日本でのSNSでも難病や心の病について、実際に
闘病経験があるかたのブログをよく見かけるが、多くは不特定
多数への同情目当てのドキュメントではなく、自分の家族や
おなじ病を持つ方のために、みずからの生き様を残しておきたい
という、純粋な欲求があるのではないだろうか。
そこに他人を奮い立たせるドラマが生まれるようにおもえてならない。

自分がなぜこうなったかを見ず知らずの人に説明する
よりも、これからどのように生きていくかを見切った
うえで実際に行動し、家族のためにに残そうと
されている方の人間的的な魅力は、まばゆいものがある。

残念ながら、哲学・宗教カテであるにもかかわらず
難病と戦っている人をブログのネタにしたり、難病の
父を都合よく運転手として使うなどして個人的な
コミュニティを増やす不届き者がいる。

表面上は自分が幸せであるかのように装っている
が、内心はブログ村のランキングポイントや特定ブログ
の第三者コメントといった、目先の評価がきになって
しかたがなく、毎日記事を更新しながらオトモダチの
ケアに余念がない。

そういった人物に怪しい魅力を感じる人ばかりが
あつまり、お互いの目先の欲求をみたすだけの
ちっぽけなコミュニティから生み出される「ドラマ」
とではLED照明と太陽の光のような格段の差が
あるように感じるのは拙だけだろうか。

もちろん前者に魅力などは感じられず、
怪しげな魅惑的なものを感じるのだ。







さらば蓮舫

27日午後テレビを見ていると、民進党代表の蓮舫氏が辞任を表明
との速報がはいった。
唐突な感があったが蓮舫民新運営の頼みの綱であった野田元幹事長
が都議選敗退の責をとり辞任しているのだから、さもありなんという
ところだろう。

退潮著しい民進党にあって、蓮舫代表の東京都議選での敗退の責を
問う声が身内から上がっていると報道されていなかったように思ったが
蓮舫氏本人は都議選敗退の責を取るのではないと言明している。
となると代表に就任して以降、個人的な二重国籍問題ばかりが注目され
肝心の党勢回復には程遠い現状が横たわり続けたことが辞任理由に
なるだろうか。

口達者でテレビ映りのよい人物ではあるとは思っていたが、党幹事長に
野田元総理が選ばれた時点で、民新の未来はほの暗いものがあると
拙は感じていた。 なぜなら野田氏は外交(交渉)オンチであるからだ。

維新と合流して「民新」と名を改めたまではよかったが、あろうことか
民・共で選挙協力をするというサプライズをやってのけた結果、党を
支援してきた労組にもそっぽを向かれ、現有議席をを共産党に取られて
しまうという大失態を昨年の参議院選・都議選で見せたのは記憶に
あたらしい。
結果的に民共の野合は共産党の党勢拡大に寄与しただけだといっても
過言ではないだろう。

民共路線は蓮舫氏がはじめたことではないにせよ、それを受け継いだ
まま、漫然と「与党叩き」に時間を割いただけのイメージしかないのが
拙の率直な感想だ。
蓮舫という大きな広告塔を失った民進党が本気で党勢を回復したいの
かどうか。次期代表戦で明らかになるだろう。



撤収と派遣の狭間で

前回の「南スーダンPKO部隊撤収」投稿から一ヶ月以上ブログ記事を 
お休みさせていただいてしまった。
 過日、自衛隊PKO部隊の第一陣帰国が報道され安堵したかたも少なくないだろう。
 NHKニュースリンクhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20170419/k10010953621000.html

五月末の完全撤収まで、どうか無事に事を運んでいただきたいものだ。 
そのように思っている矢先、米国が朝鮮半島での有事を想定し
軍事的圧力を増強するため原子力空母「カールビンソン」を含む
機動艦隊を朝鮮半島沖に 派遣したという事実が報じられるよう
になった。
 実際問題として、北朝鮮が韓国にもしくは日本に対し直接軍事的攻撃
してきた としても、米国から先に手を出すことはない。
 日米韓の安全保障条約において米国が攻撃できるのは「攻撃を受けた側の国」
が これを防衛することが第一条件であるからだ。
 米国の艦艇や資産を直接攻撃されたわけでもないのに、韓国や日本に先んじて
 北朝鮮の基地などを同盟国である米国が攻撃すること事実上ない。
  これは過去韓国に対する北朝鮮の延坪(ヨンピョン)島砲撃事件等、
軍事的な 交戦に対し、米国が動かなかったことからも頷ける。

 一部の学会員ブロガーさんの中には、毎年定例の米韓共同軍事演習が
 おこなわれるたび、空母などの画像を引用し、すわ「戦争が勃発」する
かのような 懸念記事を発表し平和ツウを アピールされるなどしているが、
今回トランプ米国が日本近海に機動部隊を派遣 することに関して言及せず
、 副大統領が板門店を訪問したという読売夕刊の 記事を引用し、核実験
や長距離ミサイル実験が行われ、韓国が攻撃を ためらったら・・などと
いった「米国張り子の虎」説を展開している。 

ミサイル実験や核実験ごときで反撃できないことを指して世界最強の軍隊を
 「張り子の虎」と評するなら、日米安保同盟など絵に書いたモチでは
なかろうか。

 まぁ実際に「有事の際、米国は攻撃してくれない。だから安保同盟は・・」
といった 論戦は左翼傾倒の方が好んで使っているようにも思える。
 嘘ばかりの日本共産党ではHPで集団的自衛権を論じる時に
 「自衛隊が米軍の侵略戦争にも参戦できるようになるのです」 としているが、
これこそ悪質なプロパガンダであるといえよう。

そういえば国連決議無視のミサイル発射や核実験に関して日本共産党は
一応非難の声をあげているようだが、それよりも米国軍の軍事的先制攻撃
の危険性を声高に強調し、日本への報復が行われるだろとの憶測記事をHPで
公開している。
日本共産党は相当な北朝鮮びいきらしい。 北朝鮮指導部と発言がかぶっている。

【速報】南スーダンPKO 部隊撤収へ

NHKの報道によると、南スーダンで国連PKOの施設部隊任務

についていた自衛隊が、5月の任期終了にともない派遣部隊を

撤収する方向で政府方針を決めたとの報道がありました。

安全保障関連法案に基づく閣議決定で昨年11月から「駆けつけ警護」の

任務が付与されていましたが、活動期間が終了する5月まで、現地で何事も

起こらなければ2012年からの過去最長の自衛隊PKO活動が無事終了

することとなります。

南スーダン国際平和協力業務(PKO) 防衛省HP
http://www.mod.go.jp/j/approach/kokusai_heiwa/s_sudan_pko/


政府の撤収判断にともない、野党側が「やはり治安が悪くなっているからではないか」

「直ぐにでも撤収すべきだ」との批判をすることが予測されますが、無事帰還される

ことで批判を繰り返してきた野党らの「戦争法案」キャンペーンは扇動に

すぎなかったことが明らかにるでしょう。

特に共産党が主張した

「任務遂行」のための武器使用を認めれば、自衛隊 が南スーダン
政府軍と戦闘を行うという危険極まる道に足を踏み出すことになる。
(2016年11月15日 日本共産党書記局長 小池 晃氏 の談話より引用) 



との発言は、事実誤認の杞憂であったことが証明されます。


140年目の西南戦争と会長勇退

本日2月22日は、 ニャんニャんニャん の猫の日とされて久しい。
制定は昭和62年のことなのだそうだから、かれこれ30年になる。
しかし、いまから日本史上最期の内戦「西南戦争」が勃発した日が
2月21~22日であることをご存じの方は、そう多くないように思う。
江戸幕府を終わらせ、明治政府の立役者となった西郷隆盛が中心
となった薩摩士族らが、官軍護る熊本城への総攻撃を仕掛けた
のは1877年(明治10年)の2月22日のことで、本年は、140年の佳節
にあたる。

西郷隆盛は明治政府に征韓論を用いられなかったことを不服とし
自ら陸軍最高司令官を辞し、故郷の鹿児島に下野したのだが、
これを期に政府側であった多くの鹿児島出身の陸軍士官や近衛兵
らまでもが帰郷してしまった。(1873年)
明治政府も諸外国に遅れまじと強引な政策を推し進めた結果
元武士である士族らの不満も募り地方で一揆や小規模な戦闘
が起こるなど政情が安定しているとまではいえなかった。
また徴兵制をしいた官軍が反政府蜂起の動きを鎮圧したとは
いうものの、官軍側の中核となっていた薩摩士族らが政府を
みかぎったことで、反乱軍と化してしまうことを恐れることとなる。

鹿児島に下野した西郷隆盛は一般人として隠棲生活をおくって
いたのだが、1874年「私学校」を創設し、鹿児島の士族らに銃術と
砲術を教練するなどしていた。
当時、西郷は反政府軍の錬成を意図していたというわけではなく、
むしろ仕事を失った士族等に対し私的に指導を続け陸軍士官を育て
公に対し暴発しないよう配慮していたといわれている。
ところが、私学校が鹿児島県内に130以上の分校をかかえるように
なり学校関係者だけで一万人ほどの勢力となると、明治政府の政策
に異を唱えるようになり、一部の関係者による陸軍火薬庫の襲撃を
キッカケとして薩摩軍を編成するに至り、政府に上奏するため
鹿児島を出兵。 作戦を定めることなく武装蜂起したのだ。

倒幕から西南戦争に至る経過は後日、作家司馬遼太郎による
小説「翔ぶが如く」がベストセラーとなり大河ドラマにもなりました。
当時国内最強と言われたとはいえ薩摩軍がなぜ無謀とも思える武装
蜂起に至ることになってしまったのか。
司馬遼太郎氏はその理由の1つに成功による組織的な「慢心」を
あげているので引用したい。

○薩軍には「勢い」ということ以外に、戦略らしい思想はなかった。
 このことは多分に西郷や薩軍幹部の戊辰戦争における体験に根ざしている。
 (略)
 「戦争とは勢いであり戦略などは要らない」という教訓が勝利者の西郷や
 桐野以下の骨髄に浸み込んでしまい、さらに桐野以下にすれば、時勢が
 西郷を生んだにもかかわらず、西郷個人が逆につねに時勢であるという
 錯覚を持つにいたった。ひとたび西郷が動けば「時勢」が西郷によって
 雲のごとく風のごとくつくりだされていくという倒錯――あるいは宗教感情――
 というべきもので・・・・
 【あべひ注:桐野=桐野利明、薩摩軍の参謀の一人】
(以上司馬遼太郎 「翔ぶが如く」 第七巻 (西郷の日々)より抜粋引用 )



歴史に翻弄され続けてきたといってよい西郷隆盛の最期の失敗は、同志や
弟子らに担ぎ上げられ、それを受けてしまうことで士族の不満を押さえること
ができるかもしれないと考えてしまったからではないだろうか。

今、聖教新聞紙上で掲載されている小説「新・人間革命」はちょうど、山本会長勇退
の話題となっている。
一部の自称学会員氏は、この「会長勇退」について日蓮正宗宗門に対する当時の
幹部の落ち度だと批判し、幹部として責任を取らず、また責任を問わない会員らに
不信感を抱いて学会活動をしなくなったと述懐していた。
しかし、実際には会長自らが役職にこだわっていた訳で無く、むしろこれを機会に
山本会長に依存しすぎない新しい創価学会を弟子たちで作っていってほしいとの
願いが切々と書かれていた。
実際に、勇退を機に名誉会長となった池田先生は世界広布実現のために、より
力強く羽ばたかれ、会長時代にあまり受けられなかった世界の学府や自治体から
の栄誉を受けられることとなり、現在もその数は増えている。
(参照リンク: http://www.soka.ed.jp/top/introduce/honor/index.html

もし、池田会長が昭和54年に弟子達の要望に応じ「勇退」されず、
日蓮正宗宗門との全面対決の「時勢」に流され、学会として
神格化されてしまったのなら、西郷らが率いた薩摩軍のように
一般会員らも消耗戦を強いられズルズルと後退していたかもしれないのだ。

そう考えると、「会長勇退」も創価学会の負の歴史ではなく、感慨深いの
ではないだろうか。






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