2017年衆議院選挙・公明党比例区得票数

比例区 定数4減(2014年比)
公明党 総得票数:6,977,712票 (前回▲336,524)
比例区当選者数:21人

公明 5議席減 (東北・北関東・南関東・東海・九州)

(参考)2014年
比例区当選 26人 総得票数:7,314,236票 
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各ブロック定数、公明党得票数、当選者、得票率
参考データは 前回公明党得票数と得票率、野党の当選者数)

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○北海道ブロック(定数8)北海道
ブロック得票数:298,573票 ブロック当選者数:1人 (得票率11.0%)
名簿順位 当選 候補者名
1 佐藤 英道(前)

参考( 立憲3 希望1 共産0 維新0)
2014  307,534票 得票率12.3% (民主 2 共産1 維新1 )
 --------------------

○東北ブロック(定数13)青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島の各県
ブロック得票数:463,740票  ブロック当選者数:1人 ▲1 (得票率11.0%)

名簿順位 当選 候補者名
1 井上 義久(前)

参考( 希望 3 立憲 3 共産 1 維新0)
2014   431,169票 (11.2%) ( 民主4 維新2 共産1 ) 
----------------------

○北関東ブロック(定数19)茨城、栃木、群馬、埼玉の各県
ブロック得票数:784,671票  ブロック当選者数:2人 ▲1 (得票率13.1%)
名簿順位 当選 候補者名
1 石井 啓一(前)
2 岡本 三成(前)

参考(立憲 5 希望4 共産1 維新0)

2014    868,102票 (14.7%) (民主 4 維新3 共産2)
----------------------

○南関東ブロック(定数22)千葉、神奈川、山梨の各県
ブロック得票数:787,461票  ブロック当選者数:2人 ▲1 (得票率11.5%)
名簿順位 当選 候補者名
1 富田 茂之(前)
2 古屋 範子(前)

参考(立憲 5 希望 5 共産 2 維新 1)
2014     875,712票 (12.8%) :(民主4 維新4 共産3)
-----------------------

○東京都ブロック(定数17)東京都
ブロック得票数:644,634票  ブロック当選者数:2人 (得票率10.8%)
名簿順位 当選 候補者名
1 高木 陽介(前)
2 高木 美智代(前)

参考(立憲 4 希望3 共産2 維新0)
2014   700,127票 (12.1%): (民主 3 共産3 維新 3)
-------------------------

○北陸信越ブロック(定数11)新潟、富山、石川、福井、長野の各県
ブロック得票数:318,050票  ブロック当選者数:1人 (得票率8.9%)

名簿順位 当選 候補者名
1 太田 昌孝(新)

参考(立憲 2 希望2 共産1 維新0)
2014    293,194票 (9.4%):(民主3 維新1 共産1)

----------------------------

○東海ブロック(定数21)岐阜、静岡、愛知、三重の各県
ブロック得票数:781,228票  ブロック当選者数:2人 ▲1 (得票率11.6%)
名簿順位 当選 候補者名
1 大口 善徳(前)
2 伊藤 渉(前)

参考    (立憲 4 希望 5 共産 1 維新 1)
2014   804,089票 (12.5%) : (民主 5 維新3 共産2)
------------------------------

○近畿ブロック(定数28)大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山、滋賀の各府県
ブロック得票数:1,164,995票 ブロック当選者数:4人 (得票率13.8%)

名簿順位 当選 候補者名
1 竹内 譲(前)
2 浮島 智子(前)
3 濱村 進(前)
4 鰐淵 洋子(新)

参考(立憲 5 希望 3 維新5 共産2)
2014  1,236,217票  (14.6%): (民主 4 維新 8 共産 4)
-------------------------------

○中国ブロック(定数11)鳥取、島根、岡山、広島、山口の各県
ブロック得票数:476,270票 ブロック当選者数:2人 (得票率14.9%)

名簿順位 当選 候補者名
1 斉藤 鉄夫(前)
2 桝屋 敬悟(前)
( 立憲 2 希望 2 維新0 共産0) 
2014  516,982票 (16.7%) :(民主 1 共産1 維新1)
--------------------------------

○四国ブロック(定数6)徳島、香川、愛媛、高知の各県
ブロック得票数:236,863票  ブロック当選者数:1人 (得票率14.7%)

名簿順位 当選 候補者名
1 石田 祝稔(前)
(立憲 2 希望 2 維新 0 共産 0)

2014  247,776票 (15.8%): (民主 1 維新 1 共産 0)
-------------------------------

○九州・沖縄ブロック(定数20)福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、
鹿児島、沖縄の各県
ブロック得票数 1,021,227票 ブロック当選者数:3人 ▲1 (得票率15.8%)

名簿順位 当選 候補者名
1 江田 康幸(前)
2 遠山 清彦(前)
3 濵地 雅一(前)

(立憲 3 希望 4 共産1 維新 1)
2014   1,033,424票(17.7%) : (民主 3 維新3 共産 2)

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あべひの所感

各ブロック下段に参考値として前回の衆議院選挙での野党獲得議席を
表示しました。
というのは小選挙区での所感にも書きましたが、比例区では
もっと顕著に立憲と希望を合わせた獲得議席が増えていることがわかる
からです。世間は多くの候補者を立てた希望の党に注目していましたので、
さほど当選しなかったことに目を奪われがちですが、東海ブロックでは
立憲民主党の比例候補者が足りなくなり自民党に比例区8議席目を
譲渡する形となったように、各ブロックでの野党側得票が伸びています。

一票の格差を是正するために小選挙区で6、比例区で4の定数10減で
始まった今回の衆議院選挙ですが、前回、自公合わせた比例区での
当選者数は過半数(94:自民68・公明26)に達していました。
ですが今回は自・公で過半数には達せず、自民66・公明21の計87に
終わっています。
自民党比例の得票率は33.3%(前回33.1%)ですのでほとんど横ばい
ですが、公明党の比例投票率は12.5%(前回13.7%)に減っています。
その代わりに立憲の得票率が19.9%、希望の得票率も17.4%で合計
すると37.3%にもなり、自民の得票率を上回っています。
毎日新聞によると、立憲は東京、北関東、南関東、東海ブロック
で得票率は20%超え。希望は東北、東海、四国ブロックで20%を超えた
そうです。
立憲・希望が獲得したブロックで公明党は議席を落としているといえる
でしょう。

議席獲得数だけでみると、野党間で維新と共産の議席が希望と立憲に
再分配されているかのようにみえるかもしれませんが、実際には前回
比例区公明党に投票された方の票も流れこんでいるとみるべきでしょう。
比例区だけを見れば今回の選挙は自公がやや野党を上回ってい
ただけに過ぎないのです。
それでも自民党がほぼ無傷で快勝したのは、得票率に比べて議席占有率
が高くなる(死票が多くなる)小選挙区で健闘したからにほかなりません。
もちろんこれは、公明候補がでていない地域での自民党候補者への支持が
あってこその結果でしょう。
これは、自民党の安倍首相自身が衆議院を解散し、総選挙を行う前から
「厳しい戦いになる」ことを連呼していたことに呼応して、自民党地方組織
をまとめあげていたことがあると思います。 
思い返してみれば、いつもよりも自民党議員が熱心に支援をお願いしていた
ようにも思えます。
それと対照的に、公明党や支援者は「自公連立による安定政権維持」を
メインの語り口にしており、安保法制成立・社会的保証関係での公明党の活躍
を説明し、公明党の議席確保を有権者に訴えられたのかどうかは疑問だと
おもいます。
スキャンダルを起こした国会議員が離党したことは、さほど関係ないでしょう。

前回とのおおきな違いは、公明党としての立ち位置をあらためて明確に訴え
なかったことがあげられるのではないでしょうか。
以前山口代表が「自民政権のブレーキ役になる」と国民に語りかけていました。
政治評論家の森田さんも
「国民は 公明党に政治権力が暴走したときにこれを止める健全なブレーキ役を
期待している」  (月報公明 2014年5月号)
https://www.komei.or.jp/more/opinion/p010.html
と論じられていました。 支援者のみなさんもこの語り口を忘れていないとおもいます。

経済状況は上向きになり、長い間苦しめられてきたデフレスパイラルの状況からも
改善してきました。 これはたしかに自公連立政権の成果です。
しかし2017年の今現在でも、国民は政治権力の健全なブレーキ役を
政党に期待しつづけています。

その結果が今回の衆議院選挙での公明党の議席減・野党の勢力復興だと
拙は思うのです。
元“民主党“の中枢ばかりの立憲民主党や希望の党が健全なのかどうかは
さておき簡単にいうならば、『 野党の再編騒ぎに公明党が埋没した 』 の一言。

余談になりますが、ある自称学会員のブログでは、力が及ばなかったとの
山口代表の弁を受け単純に過去の得票数を比較し公明党執行部へ責任を
取れなどと書いている方がいましたが、他党はともかく公明党では議員を
盛り立て育てているのは支援者です。 
ろくに自省もせず安易な幹部の責任論に逃げるべきではないでしょう。
 






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2017年衆議院選挙・公明党小選挙区得票数

全国投票率 53.68% (前回 △1.02)

○北海道10区   いなつ 久(前)  96,795  得票率 50.1%

2014年度  得票数  得票率  区投票率
( 稲津ひさし    86,722  48.5%  58.85%)

○東京12区   太田 あきひろ(前) 112,597  得票率 51.6%

      2014年度  得票数  得票率  区投票率
( 太田あきひろ    88,499  41.6%  56.04%)


○神奈川6区  (落)上田 いさむ(前)82,788 得票率 42.8%
      
当 青柳 陽一郎 元維新(立憲・前(比例))86,291 (44.6%)
                             差 3503票
     2014年度  得票数  得票率  区投票率
(  上田いさむ    78,746   39.85%  55.16%)

○大阪3区  佐藤 しげき(前) 83,907  得票率 54.1%
     
2014年度  得票数  得票率  区投票率
(  佐藤しげき    84,943 57.2%  46.69%)

○大阪5区  国重 とおる(前)  91,514 得票率 51.5%
     
2014年度  得票数  得票率  区投票率
( 国重とおる    92,681 57.5%  45.70%)


○大阪6区  いさ 進一(前)   104,052 得票率 61.0%

    2014年度  得票数  得票率  区投票率
(  いさ進一   94,308   56.3%  49.12%)

○大阪16区 北がわ 一雄(前)   77,335 得票率 54.0%

2014年度  得票数  得票率  区投票率
(  北側かずお  66,673 43.2%  51.56%)

○兵庫2区  赤羽 かずよし(前)   89,349 得票率 52.5%

      2014年度  得票数  得票率  区投票率
( 赤羽かずよし 78,131   49.3%  48.01%)

○兵庫8区  中野 ひろまさ(前)   94,116  得票率 63.6%

     2014年度  得票数  得票率  区投票率
( 中野ひろまさ    94,687   60.9%  45.78% )

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あべひの所感

前回2014年の衆議院総選挙の折も「大義なき解散」などという
野党のプロパガンダがありましたが、前回と違っていざ選挙に入ると
安倍政権の信を問うという、まっとうな内容に変わったように思います。

特に小池氏を党首とする希望の党に合流するとの電撃発表をした
前原民進党代表の思惑。
そこに入りたくない(入れない)民進衆議院議員が立憲民主党を
立ち上げ有権者に現政権との違いを打ち出しながらのわかりやすい
選挙戦を繰り広げたことが原因でしょう。
一方、6月の東京都議選で大躍進をし解散前からマスコミの注目度が
高かった希望の党は今ひとつ伸び悩んでしまったのは野党内からも
「自民党の補完勢力」などとキャンペーンを貼られた結果ともいえます。

野党の分裂騒ぎにマスコミが注目する中、公明党の小選挙区での健闘は
素晴らしいものがあったといえるでしょう。
北海道10区の稲津 久氏が立憲民主党との一騎打ちを 513票差で制した
ことは山口代表もコメントされていましたが、2014年の公明得票数から
一万票以上、上積みされていることが最大の勝因だといえるでしょう。

またとても残念だったのが、神奈川6区の上田いさむ氏。
当選者と、3503票差で惜敗してしまいました。
ですが、前回2014年の衆議院選挙の得票数よりも4042票も上積み
されています。 
神奈川6区で当選した立憲民主党の青柳氏は3年前に維新の党
議員として比例復活当選した方ですが、今回なぜか立憲民主党から
出馬をし、リベラルの風にタダ乗りしたことが功を奏したというわけです。
ほかにも野党として立憲民主党に選挙協力をした共産党や、民主党に
変わる改革勢力と位置づけられていたはずの維新の党は小選挙区
でも大きく議席をへらし惨敗の様相を呈しています。

ですが、分裂したかのようにみえる元民進党の衆議院議員たちは、
希望・立憲、または無所属へと鞍替えをした事で有権者の「民主党」
アレルギーを和らげることに成功。
希望の党候補が議席を大きく減らしたとはいえ、立憲民主党と希望の党
小選挙区・比例区双方あわせて104議席を有することになりました。
 (希望 50議席 立憲 54議席)

今回無所属として出馬せざるをえなかった民進候補10名も含めると
114議席となります。
これは民主党として衆議院選挙に惨敗した2012年の57議席、2014年
の73議席への増加率を上回る復調といえるでしょう。
「希望と立憲はまったく毛色が違うじゃないか」との批判もあるかとおも
いますが、もともとそういった政治的志向の違いを内包し党内がゴタ
ついていたのが民進党だったのです。
この混沌が有権者に一番理解されにくく支持が伸びなかったともいえる
でしょう。総選挙前に毎日新聞で識者の方が、民新党は前原氏の下で
解党的出直しを図るべきだ・・と述べていたそうですが、実際に
「希望の党」という未知数の存在を利用し、それをやってのけ結果的に
前原代表の奇策で「元民主党議員」を国会に呼び戻すことに成功した
ことになります。 

安倍おろしに躍起になっていたマスコミなどは、自民党がほぼ無傷で勝ち抜いた
事実をみて、野党がしっかりしていなかったから・・などと手のひらを返したように
批判していますが、混迷を極めた民新をわかりやすくしてくれた前原氏を評価する
有権者の声を拙は聞いています。
選挙期間中、山口代表は小池新党に対して
「中身は、民進党!仮面をかぶっても中身は同じ。2009~2012年の悪夢の時代
を繰り返す訳にはいきません」(9/29街頭演説)
と批判し
立憲民主党に対しては
「希望の党から排除されるかもしれないと思った人たちが、そんなみっともない
結果になる前にと作ったのが立憲民主党」(10月7日 大宮駅前街頭演説)

批判したのですが、果たして公明支援者の目にはどう写っていたのでしょう。

正直、学会員さんのブログを見る限りマスコミに釣られ「小池劇場」にばかり
注目している人がいましたが立憲民主に対する警戒感はほとんど無かった
ように思います。
また選挙期間中、思いの外、希望の党が支持を得られていないとの報道をみて
なんとなく自公は安泰だなどと油断して支援の手を緩めてしまった方もいたの
ではないでしょうか。
誤解してほしくありませんが拙は神奈川県の公明党支援者の努力が足らない
などと声高に批判するつもりはありません。 終盤は公明新聞に連日、北海道
と神奈川の候補の必死の形相の顔写真が掲載されていました。
結果は北海道が勝ち残っています。
今衆議院選挙小選挙区での候補敗退は危機を知ってか知らずか、今ひとつ
神奈川の上田さんを応援しきれなかった全国の公明党支援者の責任だと拙は
考えます。











 




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公明党時局講演会で画像撮影はできるか?

10月10日。いよいよ衆議院選挙の公示日となり、各党とも
選挙運動がスタートした。

公示前から連日政治活動に関する記事を画像つきでアップ
している熱心な一部の学会員を自称するブロガーもいるようだ。
しかし、各地域で公明党が行っている時局講演会に参加した
一般人が無断で壇上を撮影しブログにアップするのはいかがな
ものなのだろうか。

時局講演会というと、現職の地方議員さん首長さん国会議員さん
が支援者に対し政治活動を報告されたりする一般的な政治活動だ。
公明党地方議員さんの中には折々で参加された時局講演会の様子を
聴衆席から遠目に撮影しブログアップされている方もおられる。
だが慎重な議員さんともなれば、講演会会場内での撮影が可能
なのか分かり兼ねたという理由で、場内での撮影を控えられ
ピロティなどでの記念撮影をアップするにとどめている。

実際のところどうなのか、公明党本部に直接お聞きしてみたところ
各会場でのルールにもよるが、一般の方による講演会会場での
撮影行為、また撮影された画像のアップロードはご遠慮願いたい

という丁寧な返事をいただいた。

たしかに時局講演会などでは「場内撮影禁止」とは明示されて
いないようにおもうが、それはあくまで マナー として多くの方
が守られている部分も多いから明文化されていないのではない
だろうか。 講演会での撮影NGは暗黙の了解といってもよいだろう。

しかし、自分が参加して撮影したから、自分のブログにアップしても
構わない。制止もされなかったし、撮影禁止とも言われなかったという
手前勝手な理由で演壇にあがってシュプレヒコールをされている多数
の議員さんたちを演壇下から撮影してブログにアップしている参加者
がいる以上、今後同様の行為を模倣する輩が増えるかもしれない。
傍若無人な支援者と対照的に地方議員さんでも、撮影が可能なのか
どうか悩んでいる方もいる。

公明党として、許可なく講演会中の壇上撮影が可能なのか不可なのか
を予め司会者が告知するなどの対応をとったほうが良いだろう。

とにかく、多数の方が参加されている会場内を撮影し個人のブログ
にアップする目的で分をわきまえず撮影することは迷惑行為だと
言っておきたい。













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