2012衆議院選挙:公明党小選挙区得票数

( 初出 2012/12/20 )

小選挙区は公明党候補がすべて惜敗した前回2009年衆議院選挙時の
得票数と比較してみます。
参考に、同選挙区の対立候補の得票数の推移も併記します。
なお北海道は公明党として今回あらたに議席躍進した所なので
09年は友党の自民党との比較とします。

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                        得票率
北海道10区
09年 飯島夕雁(自民) 89,287   35.09%  次点 
12年 稲津ひさし     87,930   43.1%   当選
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参考: 小平忠正 09年 159,473 62.6%  当選(民主)
     小平忠正 12年   62,998 30.9%  次点 
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神奈川6区                 
09年  上田いさむ   94,941  37.2%  次点
12年  上田いさむ   82,147  37.4%  当選
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参考: 池田元久 09年 132,192 51.8%  当選(民主)
     池田元久 12年  51,819 23.6%  3位

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東京12区
09年  太田あきひろ 108,679  41.4%  次点
12年  太田あきひろ 114,052  51.4%  当選 
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参考: 青木愛 09年 118,753  45.2%   当選(民主)
     青木愛 12年  56,432  25.4% 次点(比例当選:未来)

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大阪3区
09年  田端まさひろ   97,121  39.6%  次点
12年  佐藤しげき   101,910  53,2%   当選
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参考  中島正純 09年 109,518  44.7%  当選(民主)
     藤原一威 12年  40,687   21.2%  3位(民主)    

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大阪5区
09年  谷口たかよし   97,604  37.6%  次点
12年  国重とおる    111,028  53.8%  当選
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参考  稲見哲男 09年 121,210   46.7%  当選(民主)
     尾辻かな子 12年 46,378  22.5%  3位(民主)

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大阪6区
09年  福島ゆたか   107,336 42.6%  次点
12年  いさ進一     116,855  59.6% 当選 
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参考  村上史好 09年 109,143  43.3% 当選(民主)
     村上史好 12年  44.,565 22.7% 比例当(未来)

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大阪16区 

09年  北側かずお   84,883   40.6%  次点
12年  北側かずお   86,464   50.8%  当選
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参考  森山浩行 09年 100,548   48.0%  当選(民主)
     森山浩行 12年  42,328    24.9%  次点

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兵庫2区
09年  赤羽かずよし  88,502    38,9%  次点
12年  赤羽かずよし  87,969    47.3%  当選 
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参考  向山好一 09年 111,208   48.9%  当選(民主)
     向山好一 12年  43,900   23.6%  次点

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兵庫8区
09年  冬柴てつぞう  103,918    41.3%  次点
12年  中野ひろまさ    97,526     46.6%  当選
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参考  田中康夫 09年 106,225   42.2%   当選(日本)
     田中康夫 12年   62,697   30.0%   次点(新日本) 

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公明党があらたに議席を取った北海道では、該当地域(10区)での投票率が
定かではありませんが、09年衆院選挙での自民党候補の支持者層がほぼ
そのまま、稲津氏への得票となっており手堅い組織票である事がうかがえます。
この連携は見事だとおもいます。

アンチ学会のネトウヨさんを煽る日蓮正宗門徒さんは、マスコミや退転者の話を
に踊らされ、公明党の得票=学会員の数で固定票だと思い込んでいる人も多い
ために、票の数が選挙によって増減すると「学会員が住民票を移動している」等の
悪質なデマを未だに真顔で語る人がいます。
今回の北海道10区のようなケースは、創価学会員しか公明党に投票するわけが
ないとの妄想に縛られている人たちが目を覚ますきっかけになるのではないでしょうか。

参考として付記した各選挙区のデータを見るに前回大躍進をとげた民主・新党日本議員
の得票率がのきなみ半減している事が解るでしょう。
全体の投票率が悪かったとはいえ、今回投票行動を起こした有権者は、3年間の
民主党政権に対して厳しい評価を下したといえるのではないでしょうか。

太田さんが返り咲いた東京12区、北側さんが返り咲いた大阪16区、新人候補を
擁立した大阪3区・5区は得票数を上乗せしていますし、逝去された冬柴氏に
変わって新人候補を立てた兵庫8区、ベテラン議員が再出馬した神奈川、兵庫2区、
大阪16区では得票率が伸びており、全体として見事なまでの完全復活勝利だったと
断言できます。

さて、09年衆議院選挙で「政権交代」の風が吹いて票を伸ばしたとは言え
労組系組織票のあるはずの民主候補の得票数がなぜ半減したのでしょう。
本日付けの読売オンラインの記事に興味深い事実が掲載されていました。
その記事によると小選挙区東京12区で1割を超える無効票がでていたそうです。
大半が無記名の白票で前回よりも7.59ポイントも増えているのだとか。
(参考リンク:自民も民主もいない東京12区、無効投票1割超)
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20121219-OYT1T00349.htm?from=top


読売の記事曰く白票を投じた有権者は東京都で唯一、自民、民主の二大政党の
小選挙区候補者のなかったからだという分析をしていますが、それは違うでしょう。
今回の選挙では維新の会、自民党と、公明党は小選挙区では協力関係を結んで
おり、公明党候補が出るところに維新・自民の候補は擁立されませんでした。
その条件を考えれば、東京12区は自民vs民主の構図ではなく、公明vs民主
だったということにほかなりません。
このような例は公明j党が候補を擁立した、ほとんどの小選挙区と条件が同じです。
東京12区で09年の時となにが違うのかといえば、青木愛氏が民主党から小沢氏と
ともに離党し日本未来の党候補として再度対戦したということに尽きると思います。

東京他区の無効票が4%ぐらいだということなので、おおむね12区の総投票数の6%は
前回民主党候補だった青木氏に組織票を投じた方が意図的に白票を投じられている
のだと推察できます。
労組の組織票は12区(北区・足立区の一部)で比例区での投票のみを行ったのでしょう。

「無言の批判」が1万票以上あったと考えれば、それはそれで有権者から青木氏への
強烈なメッセージになりえます。

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