2013年東京都議会議員選挙・公明党得票数

( 初出 2013/6/26 )

夏の参議院選挙を占う前哨戦と位置づけされている東京都議会議員選挙が
2013年 6/23日に投開票されました。

アンチ創価の皆さんや一部の評論家さんは、公明党の得票数が10万票ほど
減っているという事実から「創価学会も退潮傾向にある」という結論を出していますが
本当にそうなのでしょうか?

少々分析をしてみたいと思います。

まず、公明新聞と東京都議会の開票速報、wikiペディアなどを参考に
今回を含めた4回の都議選の数字を掲載してみます。

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2013(H25)当選23
 公明党得票数  639,160  得票率 14.10% 絶対得票率 6.03
 (20選挙区)絶対得票率 8.57 得票率 19.53%

当日有権者数 10,589,228 : 投票者数 4,606,599 有効投票数:4,532,279
投票率43.50% (前回-10.99)

--------------------------------

2009(H21)当選23 
 公明党得票数  743,427  得票率 13.19% 絶対得票率 7.10
 (20選挙区)絶対得票率 10.06 得票率 18.40%

当日有権者数 10,469,729: 投票者数 5,705,441:有効投票数5,634,322
投票率 54.49%

--------------------------------

2005(H17)当選23
 公明党得票数   786,292   得票率 18.0  絶対得票率 7.79

当日有権者数 10,082,864: 投票者数 4,435,435:有効投票総数 ?
投票率 43.99%    
--------------------------------
2001(H13)当選23

 公明党得票数  722,464   得票率 15.09%  絶対得票率 7.44

当日有権者数  9,709,557 :投票者数 4,862,229 : 有効投票数 4,787,457
投票率 50.08%  

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1997(H9)当選24 

 公明党得票数  705,816   得票率 18.74%  絶対得票率 7.51 

当日有権者数  9,393,311 : 投票者数 3,832,312 : 有効投票数 3,766,551
投票率 40.80% 

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昨日の公明新聞の都議選データをごらんになった方は
過去の「政党別得票率」のデータがwikiペディアと違うとお感じになった方も
おられたのではないでしょうか。
実はカラクリがあります。
自民・民主・共産とちがって公明党は20区域でしか立候補をしていません。
相対得票率=得票数÷有効投票総数
絶対得票率=得票数÷当日有権者数


自民や民主、共産のように、とにかく選挙区に候補を立てれば当落関係なく
得票数は稼げますので、特に共産党のように得票数=支持率を演出する
にはより多くの選挙区に立候補させる必要性があります。

しかし正確に分析報告をしようと、選挙区全42のうち公明党が出馬している
20選挙区の得票率、絶対得票率をもとめたものが掲載されたという訳です。

以下公明新聞発表の絶対得票率、相対得票率を抜粋します。

東京都議選 公明党
2013(H25)
  (20選挙区)絶対得票率 8.57 得票率 19.53%

2009(H21) 
  (20選挙区)絶対得票率 10.06 得票率 18.40%


今回・前回の20選挙区の全有効投票総数と当日有権者数が解らないために
明確な数字が出せませんが、投票率が下がっている事を加味するなら10万票減
どころでは済まなかったはずです。
その根拠を示します。

2013年都議選時の都内有権者数は1058万人です。
前回2009年の時とさほど変わらないので指標として比較してみます。

2013年 有効投票総数 4,532,279
2009年 有効投票総数 5,634,322

差がざっくり 110万票
これが今回下がったポイント分(-10.99)での得票数の差といえるでしょう。

前回公明党の支持率は 13.19% (全選挙区比)だそうですね。
ならば今回投票されなかった人110万票の中に同じ割合で公明党の支持票が
あったと考えられます。

1、100、000×0.1319 = 145,000 

前回の公明党支持率で計算すると 14万票ほど減らす事になります。
候補を立てた20選挙区の投票総数がわからない為にちょっと強引な計算です。
前述したように正確を期すなら、この20選挙区での投票率や得票総数の推移を
ださねばなりません。

ジャーナリストの江川紹子さんは

※今なお人口が増えているはずの東京でも、支持基盤の創価学会が退潮傾向
 にある、ということなのかもしれない

http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20130624-00025930/


と推論されていますが、評論家や法華講さんは、
「公明得票=創価学会員の数(ほぼ有権者全員)」といつまで考えているのでしょう。

江川さんは上記のブログ記事で、
「候補者数が少ないのに総得票数や得票率を比較をするなどの記述をした点は適切で
 はなく・・」
とされています。

まったくその通りだと思いますので、是非、公明党得票を分析される場合は
立候補の20の選挙区での実勢有権者数などと比較してほしいと思います。



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