靖国神社と八幡大菩薩(神宮)の違い【邪】

( 初出 2013/5/14 )

靖国・国立戒壇の野望に燃える法華講員【邪】 の続きです。

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さて「破邪の蘭室」掲示板を管理する、日蓮正宗門徒「大月天」さんは
靖国神社の現在の尊崇様式の是非はともかく、

「それら英霊を祀る社(やしろ)に於いて、御本尊を安置し、 応に八幡大菩薩
に法味を捧げ、以って 諸精霊の忠魂に対して御供養申し上げる意を述べたものである」

・・と主張しましたが、これは靖国に日蓮正宗の御本尊を安置し題目を
となえるならば「神天上の法門」の法義から、八幡大菩薩に供養しているのと同じだ
という事を述べているのでしょう。

これは、日蓮大聖人が執筆された御書とは無縁のとんでもない間違いです。
いえ破仏法の大謗法です。

確かに、日蓮大聖人は御書の中で何度となく「八幡大菩薩」を通じて、法華経の行者
の守護を説明されていますが、その根拠は故事に依ります。

※八幡の御託宣に云く「夫れ神に大小好悪有り乃至彼は衆く我は寡し邪は強く
正は弱し乃ち当に仏力の加護を仰て為めに皇緒を紹隆すべし」等云云、
当に知るべし八幡大菩薩は正法を力として王法を守護し給いけるなり。

(諌暁八幡抄)

ようするに、平安期より知られている「八幡神」の託宣を元に
仏法(正法)によって力を得た八幡大菩薩が天皇が治める日本国を護るという
いわゆる「本地垂迹」の考え方を引用されたものです。

しかも、その「八幡大菩薩」をも日蓮大聖人は諌暁八幡抄で
「八幡大菩薩は応神天皇小国の王なり 阿闍世王は摩竭大国の大王なり
 天と人と王と民との勝劣なり」と八幡神を表現されています

尊皇主義者なら激怒するかもしれません。
だからこそ戦時中に日蓮正宗は「本地垂迹」にかかる御書の御文を削除し、
「本宗ハ第一義ニ於テ依用セザリシ」と、皇神が仏の「仮の姿」である事を否定したのです。
(参考画像リンク http://www.houonsha.co.jp/jiyu/zuhan/693_2.html )

大月天管理人は姑息にも、尊皇主義者をたばかるために日蓮大聖人を悪用し
靖国の神格をひきあげんがために牧口先生を誤用しているのです。

また大月天管理人は
※「其は天照大神も八幡大菩薩も須らく、久遠の本仏たる日蓮大聖人の
 力用に依って発揮される国神である、という事を改めて確認すべきでありましょう」
http://megalodon.jp/2013-0424-1835-25/6238.teacup.com/tsurutaro33/bbs/44693


とゴマカシていますが、末法において「法華経の行者を守護する」からこそ
の諸天善神の意義(威光倍増)があるという事を御書では説かれています。

「法華経の行者をあだむ国主国人等を対治を加えずして守護する失に依りて
 梵釈等のためには八幡等は罰せられ給いぬるか」 (諌暁八幡抄)
簡単に言えば、法華経の行者を護らない国主国人等を「八幡」が罰そうとせず護ろうと
するのなら梵天に罰せられちゃうぞ! と喝破されているのです。

靖国はだれしもが持ち得るであろう戦没者の「慰霊」の袈裟を着ていますので、
なにもしらない善良な国民はだまされがちですが
靖国の「実」は戦争における「軍人(その実は民間人)」としての犠牲者に
仏法を守護する誓いを立てたとされる「八幡神」と同様の神格を与える事に
よって「他国侵略」や「内乱鎮圧」が「護国のためであった」という大義名分を
宗教的意義昇華し中心に据えている明治期の新興宗教です。

従って、「日蓮正宗」こそが独善でそれ以外に対してはひどい事を言おうが
酷いことをしようが「正法」を護る事になるのでなにもかも許されるといった
考え方と親和性が非常に高いのです。右傾化して当然でしょうね。

殺人や略奪を「是」とするアナクロな思考こそが破仏法であり亡国の因となる事を
破せずしてなにが「正義」でありましょうや。
戦後、御書の改変や御観念文の改悪の元となり、皇国史観に基づく説教を
垂れ日蓮宗との合同を画策していた妖僧・小笠原慈聞に大石寺はこっそり僧籍を
回復させ、学会員との間で、いわゆる「狸祭り事件」が起こりました。

それから半世紀以上をすぎた今でも、皇神と靖国の合同を目論む大月天管理人
のような右傾法華講員が日蓮正宗内に、がん細胞の如く潜伏しているのは、
戦時中の失態を省み出来ない体質から来ているように思います。

英国の詩人であり文学者でもあったサミュエル・ジョンソンは
 Patriotism is the last refuge of a scoundrel
( 愛国主義は悪党の最後の隠れ家だ ) と喝破しました。


ちょうど本日は建長5年(1253年)4月28日日蓮大聖人が末法万人を救わんが為に
立宗宣言をされた日から760年目の慶祝の年です。

「我日本の柱とならむ我日本の眼目とならむ我日本の大船とならむ等と
 ちかいし願やぶるべからず」(開目抄下)
 

およそ「南無妙法蓮華経」を唱える人々は
このお心を法華経を保つ地涌の菩薩たる一人一人が再認識すべきではないでしょうか。

悪党はいぶりだして、世にさらしてあげましょう。

(おわり)
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