学会員としての御書講義の心得(受講者編)

( 初出 2013/12/18 )

前回(講師編)として、御書を伝える側の心構えを池田先生の過去指導
を元に書かせていただきました。
何人かの学会員さんは拙の記事に触発を受けられたのでしょう。
その方なりの「御書」に対する心構えを記事にされました。

※座談会御書
http://8119.teacup.com/hatakoh/bbs/t6/396
※御書講義の担当をするということ 
http://8119.teacup.com/hatakoh/bbs/t14/9単なる賛同ではなく、こういった真摯な反応は、池に投げ込んだ石が作る波紋が
岸に当たってさらなる波紋を作るようで、書き手冥利につきます。

さて今回は(受講者編)です。
なせ講師と受講者とに分けたのかというと、御書講義は講師側だけが堪能で
あればよいというものではないからです。
ここを間違えると、御書講義が他宗のように偉い先生のありがたい法話が聞ける
というだけの形骸化した儀式となります。

日蓮大聖人は一部の聖職者しか扱えなかった「法義」を在家の一般信徒にも
「力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし」(諸法実相抄)
一言一句でも語っていきなさいと仰せです。
それまで経文や教義は読誦(どくじゅ)つまり「読む」だけで功徳があると
されていました。
仏像にしても同じで、衆生は一心に拝めば功徳がありますよというレベルでの
信仰ですから、教義が論説できる,仏像が作れるといった作業をこなせる
「出家の僧」の存在は仏教において重要な役割をもっていたのです。
重要であるがゆえに社会の中での地位と栄誉も与えられました。

しかし、日蓮大聖人は末法の民衆が南無妙法蓮華経と唱え、自らが弘教する事
こそが大事とされたのです。

さりとて「一文一句」を語れと言われても、知らなければ語る事はできません。
だからこそ、「教学」、なかんずく御書を理解する作業が必要になってきます。
しかし、創価学会においては、ふつうのおじさん、おばさん、おにいちゃん
おねえさんという一般信徒が御書を講義します。
聞いている人の中には、「自分のほうがもっと上手く講義できますよ」と自信が
ある人もおられるでしょう。

でもそれは、日蓮大聖人のお心とはちがいます。
池田先生はこのように指導されています。

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※こうした講師の態度に対して、受講者は、法華経普賢品に説かれている
 「当(まさ)に起って遠く迎うべきこと、当に仏を敬うが如くすべし」との
 態度が必要であります。
 これで、初めて講師と受講者が境智冥合、依正不二になるのです。
 松野殿御返事にも
 「何に賤者(いやしきもの)なりとも少し我れより優れて智慧のある人には
  此の教のいはれを問い尋ね給うべし」と仰せです。
 すなわち、どのような卑しい人であっても、自分より教学力がある人には
 礼を尽くして、謙虚に法門のことを聞いていかなくてはいけないという意味であります。

(317ページ)
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講義をする人の年令性別、入信の長短や容姿、ウマイ下手といった
「条件付け」は、講義をする方を心のどこかで見下しているのに他なりません。
講義をされる方が確信と歓喜をもって御書を説いているならば、
まずは「なるほど、そうなんだ」と謙虚に受け止めるのが「受講する側」の心得では
ないでしょうか。

そのうえで池田先生はこうも指導されています。

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※そして、研修会や講義のまえには、必ず予習をしていくべきです。
 他の学問も同様ですが、受講したあとで復習するよりも、事前に予習したほうが
 はるかに力がつき、成長も早い。
 そのうえに立って、受講者は積極的に質問し、納得できるまで答えを追求
 していただきたい。
 それが自己を鍛えていく原動力となります。
(318ページ)
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つまり、講師側、受講者側双方がきちんと勉強をし予習をしていく
事で「自己の鍛錬」となりえるということだと思います。
座談会での御書講義は時間も決められており、なかなか質疑応答と
まではいかないかもしれませんが、仮に質問をするにしても
「的をえた質問」にするには受講者側もかなり勉強していなければ
なりません。
もし教学堪能なのであれば、講師をも導ける質問ができるでしょう(笑)
お互いの境涯の上では差異がない。
つまりお互いを心からたたえ合う事ができる関係こそが
「境智冥合、依正不二」だといえるのではないでしょうか。
俗に言うWIN・WINの関係といえますね。

指導はすべて 【教学の充実 :池田会長講演集第一巻 聖教新聞社刊】より引用> 

(つづく)
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