みやづかいは法華経:「とりあえず」は止めましょう

( 初出 2013/2/26 )

スポーツ紙のコラムに、とある企業のHPがとりあげられていました。
製薬会社の新卒採用のお知らせなのですが、おもわず御書の有名な一節、

『御みやづかいを法華経とをぼしめせ、「一切世間の冶生産業は皆実相と相違背せず」
 とは此れなり、かへすがへす御文の心こそをもいやられ候へ』(檀越某御返事)

を連想しました。

そのHP内容とは就職希望者に対する「仕事」に対する心構えについての
メッセージなのですが、とても意義深い示唆があるように思います。

◎就職サイトに登録し、数多くの企業にエントリーしたことで一安心している人も
 いらしゃると思いますが「とりあえずエントリー」したことに満足していない
 でしょうか?
 (略)
 これは企業側も同じで「とりあえず説明会を数多く実施する。」「とりあえず
 インターネットで 数多くの学生を集める。」ことに終始していると、本当に
 出会いたい人がぼやけてきたり、忙しくすることに満足してしまいがちであると
 考えます。
 なので、今年のロート製薬の採用は、この「とりあえず」を止めます。

(「とりあえず」を止める ロート製薬新卒採用情報のHPより 抜粋)
http://www.rohto.co.jp/req/fresh.htm


日蓮大聖人が御書に書かれた意義とは、
“法華経の修行とはいっても、社会(仕事)に対する関わり方と同じ事であり、
信心とおなじ ように社会にも退く心なく真剣にとりくんでいきなさい。”
という激励であると拝されます。

ちょうど、聖教新聞の社説にも仕事に関してこのような記事がありました。

※仕事に深く関わる事で、私たちは多様な美徳を手に入れることができる。
 誰かと仕事を共にして、「信頼」を結びあう。成功体験を積むことで
「自信」が深まる。
 与えられた仕事に全力で挑むことで、人間性も、人生も豊かになるのだ。
 戸田城聖第2代会長は、仕事で得られる功徳について、こう語った。
“イヤな仕事から逃げず、御本尊に祈りながら努力していけば、最後には必ず、
 好きで、 得で、しかも社会に大きな善をもたらす仕事に到着するだろう”

(社説 勤労感謝の日に思う:人間性と人生を仕事で豊かに~ 
                     2012/11/22付 聖教新聞)

これは仕事だけでなく、他者との関わりをもつ「コミュニケーション」のうえでも
同じ事だと私は考えます。

インターネット上で、崇高な意図をもってブログや掲示板を開いたまでは、よかった
けれど年月を経て気の抜けた「とりあえず」の記事をならべて満足していない
でしょうか。

仕事中にもかかわらず、ブログのネタにするための信濃町取材にあけくれていない
でしょうか。

現場での家庭訪問のついでにブログ記事のネタをさがしていないでしょうか。
仕事が忙しい事を理由にして、学会活動を「とりあえず」無難にこなして納得して
いないでしょうか。

自分の仕事がこなせていれば「法華経」を行じているのと同じだと安易に考えて
いないでしょうか。

「疲れた」自分を、慰めてもらおうと考えていないでしょうか。

個人的な趣味や悩み事に、見知らぬ他者をまきこんで、それが当然だと思っていないでしょうか。

ネットでもリアルでも「とりあえず」あちこちに顔を出して、地道な活動をなおざりにて
いないでしょうか。

ブログランキングやソーシャルコミュニケーションに登録するだけで、世間に創価学会を
知らしめるキッカケになると信じ込んで軽率な行動をとっていないでしょうか。

中途半端な取り組みでは、中途半端な人間性しか育たない事はだれしもが経験して
いるでしょう。

“皆が同じような、代わり映えのしない話であったり、焦点の定まらないとりとめの
 ない 話をするならば、参加者にとっては時間の浪費となる。
 そんな会合になってしまったら、わざわざ来てくださった方に申し訳ない”

(小説・新人間革命 勇勝12  2013/2/26付)


本心からこのように思えるようになるには、どうすればよいのでしょう。
端的にいえば感謝の心を磨くことにつきると思います。
そして、『御みやづかいを法華経』を体現したいのであれば、毎日の信心から
「とりあえず」の弱い心に依った妥協を削っていくのが法華経の精神ではないでしょうか。
真剣な取り組みこそが経験となり、活動されている人、どんな人に対して感謝ができると
思います。

大白蓮華 2月号の90ページ。池田先生のメッセージを引用します。

※人生の真の「充実」をどう自分でつくるか。
 どう自分が動き、実感するか。それが大事である。
 人に言われてではなく、みずから目的をつくり、あえて困難に挑戦していく。
 努力を続けていく。
 その中でこそ、自分自身の「能力」も「人格」も大きく開化していく。

 (自己満足を打ち破れ)


まったく同じ趣旨が前述の企業の新卒採用HPの次のページに掲載されています。

本当に必要とされる人材は、法華経マスターでもあるといえるのではないでしょうか。
まさに「一切世間の冶生産業は皆実相と相違背せず」なのです。
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