墓地は買うものにあらず

以前、あるアンチブログで「学会の会館は葬儀場として
使わせるべきだ」などという批判に対し、反論を試みた
ことがある。
(該当記事リンク)
“なぜ創価学会の会館で葬儀がおこなわれないか”
http://captivated2.blog.fc2.com/blog-entry-496.html

簡単にいえば、学会の会館を建設する際には、宗教施設
としての届け出などがされており、葬儀場としての設備がなく
届け出がされていない以上、近隣との話し合いもないまま
会員の求めに応じて葬儀ができない・・ということをつたえ
たつもりだ。

ところで、お盆が近づいてきたからだろうか、最近日蓮正宗に
入信しなおしたという前述と同じ人物が興味深い批判をして
いたので記事にさせてもらうことにした。
今回の批判は要約すると
「創価学会は会員にいくつも墓をうりつけている。
 消費者契約法における「過量」にあたるので契約をとりけし
 払ったお金をかえしてもらおう」
 という東京ローズさながら
のプロパガンダ的内容だ。

すでに去った創価学会を批判できればなんでもよいという
あいかわらずの見識の低さには驚くべきものがあるが、
信仰の是非以前の問題なので、一般的な「墓苑の契約」と
いうものを提示したいとおもう。

まず、墓地は分譲マンションのように「買う」ものではない。
墓地を経営する公益団体(たとえば寺とか)から、
ユーザーが一定の利用条件に応じて「借りる」という趣旨
のものがほとんどである。
したがって相続の対象となる「財産」にはならない。
一度契約していても利用条件にあわないと判断されれれば、
墓地返還要求されることもある。
たとえば月極駐車場を借りているのとよく似ている。

また、墓地を借りて墓石を設置することに対し一家族一基が
妥当だという法律も判例もない。
仲のよくない兄弟がめいめいに同一故人の墓を建立すると
いう場合もあるが、おおむね墓を設置し故人を追慕したい方
の裁量によるものだ。

また、かつて創価学会が日蓮正宗に所属していた頃は
、末寺の納骨堂や地元の墓苑と同時に本山である大石寺の
墓苑にも分骨されているケースがよくみられたものだ。
それこそ、北海道の厚田墓苑や静岡の富士桜墓苑ができた頃
は創宗の時代であり、分骨して墓を作る際などにも問題にならな
かった。
むしろ、遺骨を預かっておきながら無断で合葬処分するなどして
紛失し民事裁判で負けた寺院があったほど日蓮正宗は墓地埋葬の
ルールに対し無頓着な宗派だといえるだろう。

もう一つの問題は、墓苑使用契約を破棄したからといって「永代使用料」
(永代供養料)はまず返ってこないのが世間の常識だ。
理由は永代(使用)供養料は前払いの「利用(管理)料」的なものであり、
設置者が墓苑の使用を開始したことで、契約の効力を発しているものだから
である。
レンタルDVDを返却し、面白い内容ではなかったから、レンタル料を
返せなど店員に詰め寄る阿呆はいないだろう。

アンチ学会さんのネット批判には的外れであるものが多く、娯楽作品と
して目にされうことがあるかもしれないが、無智ゆえのフィクションに
騙されて恥をかくようなことがないように読者は気をつけてほしいものだ。

一応墓地の契約・使用に関して説明がされている一般記事のリンクを掲載して
おきたいと思う。

1分でわかる墓地の権利
http://boseki.hatenablog.com/entry/the-permanent-right-of-use









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