「Mottainai」の本当の意味 マータイさんに捧ぐ

( 初出 2011/9/27 )

「池田会長の価値観は全人類が共有すべき価値観です。池田会長の考えをアフリカに広めていきたい」
(聖教新聞 2008/5/3 きょうから横浜で開発会議「アフリカの世紀」を現実のものに~)
と“創価”の精神に共感のメッセージを寄せられたノーベル平和賞受賞者ワンガリ・マータイ博士が
お亡くなりになられた。
昨年(2010年)4月学会の本部幹部会同時放送で、学会の師弟に希望あふれるビデオメッセージを贈られ
た事を忘れはしません。

「もったいない」の語源は http://gogen-allguide.com/mo/mottainai.html にもあるように
物事を惜しむ粗末にしない・転じて相手に対する謙遜・謙譲表現など複数の意味が存在します。
マータイ博士が提唱した「もったいない」の精神とは仏教でいう所の「小欲知足」と「慈悲」の意義が
あると私は考えています。

大量消費大量廃棄社会への警鐘として「今あるものを大事に使いましょう」 という慈悲の心が
一言で表せる「もったいない」というコトバにマータイ博士は感銘をうけたのでしょう。
「Mottainai」と表記され、世界に「日本の心」を広げたのだと思います。

かけがえのない地球資源に対する
 Respect(尊敬の念)が込められている言葉、「もったいない」。

マータイさんはこの美しい日本語を環境を守る
世界共通語「MOTTAINAI」として広めることを提唱しました。

(参考リンク  http://mottainai.info/about/ )

ところが、肝心の日本ではマータイ博士の心を知らずしてか「もったいない」を政治スローガンに
掲げ、当選し新幹線新駅を廃止に追い込んだ嘉田滋賀県知事を「日本のマータイ」などと
もち上げて意義を矮小化しています。
嘉田知事はマータイ博士の逝去に対して「生活・研究・政治をつないだという意味でも、
尊敬できる人であり、目指す人でもありました。本当に残念です」(びわこ放送)と
コメントしてはいますが、そもそも環境問題に絡めて用地の整備が進んでいた新幹線新駅を
凍結したわけでもなく、原子力発電所の隣接県であるにも関わらず、定点での放射線測定(
モニタリングポスト)を
廃止を経済的理由で推し進めたり、大阪府知事の橋本氏の地域主権構想に相乗りをし、
すでに始まっているダム建設に反対表明するなど,地方自治の「カネ」の面での抑制をしている
にすぎません。
もちろん「ムダはやめる」事に対して異論はありませんが「もったいない」の精神には
「いまあるモノ・文化を簡単に捨てない(変えない)」という意味が大きなウェイトを占めている
ことを考えれば、かの知事が進めている政治的な財政立て直しなどとは、民主党が政権交代で
オバマ大統領の「チェンジ」を使ったように、風に乗りたいが為のスローガン泥棒にすぎないでしょう。

宗教の世界において日本の「もったいない」精神を踏みにじったのは日蓮正宗の阿部日顕。
前法主の元、信徒の赤誠の供養で整備された本山設備をことごとく破壊し、山を削り転生の象徴
たる桜の木を伐採、年に何度使われるのかというほどの駐車場を造成したり、広場を造ってみたり
、マイカーで全国から門徒を何度も集めて、使える建物を壊しては既成仏教的疑似日本式に
こだわった先師不敬・環境破壊・無節操事業の三拍子。
こちらは「法盗人」と大聖人から呵責される事でしょう。

いずれにしても、「モッタイナイ」に感銘された行動の人マータイ博士の意識とは雲泥の差です。

さて、マータイ博士がおこなって来た緑化運動がなぜ「平和賞」を受賞するに至ったのでしょう。
創価学会員の立場としてマータイ博士が賞賛された「共有すべき価値観」とは
なにかを考えなくてはいけないと思います。
それは博士が感銘を受けた日本の「もったいない」の精神、「環境や文化への配慮」と同じもの
であると考えられないでしょうか。
最初に ”もったいないの精神には「小欲知足」と「慈悲」の意味がある”と書きましたが
「積極的に他と関わっていく」という能動(共助)の意味が「慈悲」にあたると思います。

彼女のノーベル平和賞受賞スピーチには、まさに池田先生が主張してきた事と
同じ箇所があるとおもいますので、引用して終わりたいと思います。
そしてその「慈悲」は一国や一宗教だけを見据えた浅薄なものではありません。


歴史の流れの中で、人類が新しい意識のレベルに移行すること、より高い道徳的な境地に
 向かうことが求められる時が来ます。恐怖を振り払い、お互いが希望を与あう時です。

今がその「時」なのです。

(原文)
In the course of history, there comes a time when humanity is called to shift
to a new level of consciousness, to reach a higher moral ground.
A time when we have to shed our fear and give hope to each other.

That time is now.



(受賞スピーチ全文は以下)
http://www.nobelprize.org/nobel_prizes/peace/laureates/2004/maathai-lecture-text.html

自らの行動と人間の連携をもって人々に希望を与えてくださった
ワンガリ・マータイ博士の逝去を悼み、謹んで哀悼の意を表します。
日本の美しいコトバを再認識させていただいてありがとうございました。

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